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経産省、自動運転の実証実験 中型バス20年度から

2019年3月16日

経済産業省は、2020年度に中型バスを使った自動運転レベル3、4相当の実証実験を始める。中型バスの実証実験は同省としては初めて。19年度にバス事業者などを対象に公募する。バス高速輸送システム(BRT)専用道などを想定し、全国4地域で実証を行う計画。これまで小型バスの実験が中心となっていたが、より多くの人を乗せられる実用性の高い中型バスの実験も行い、実用化に向けたノウハウを蓄積する。

18年には経産省などが、茨城県日立市で小型バスを使った自動運転の実証実験を実施した。地域住民などを乗せながら、同市内の「ひたちBRT」の一部路線を使ってラストマイルの実用性を確かめた。最近では、都市内での運用も視野に入れて、より多くの乗客を運べる中型バスの自動運転実用化のニーズが高まっているという。
中型バスを使った実証実験の公募は19年度の夏ごろにも始める。バス事業者などからの応募を募る。

中型バス2台をベースに、大型車メーカーなどが、自動運転仕様の車両に改造する。実験には産業技術総合研究所も加わる見通し。場所は、BRT専用道や鉄道の廃線跡地などを想定。20年度には全国4地域での実験開始を計画する。
国としては、20年に高速道路や限定地域で自動運転の実用化を目指している。実証実験を通じて、目標達成に向けた、自動運転バスの安全性や技術面の課題などを検証する。

日刊自動車新聞3月13日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

経済産業省

開催地 全国4地域
対象者 自動車業界
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