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自動車産業インフォメーション

2019年3月15日

東整振が渋谷区と災害協定 帰宅困難者を受け入れ

東京都自動車整備振興会(東整振、西村健二会長)は1日、渋谷区と「災害時における帰宅困難者支援に関する協定」を締結した。災害発生時には、東整振の本部がある東京都自動車整備教育会館(渋谷区本町)を、一時滞在施設として帰宅困難者の受け入れに活用する。自治体と連携し地域の安全確保に貢献することで、社会的責任(CSR)を果たしていく考えだ。

今回の協定締結により、災害が発生した場合、帰宅困難者を一時的に受け入れるために必要な休憩スペース、食糧や水の提供に協力する。断水時にも新鮮な飲料水や水洗トイレ用水を確保するために、現在、同教育会館において貯水機能付き給水管「マルチアクア」の設置工事を進めている。
このほど、西村会長らが渋谷区役所(渋谷区宇田川町)を訪れ、長谷部健渋谷区長らとともに調印式を行った。長谷部区長は、「渋谷区では昼間は夜間の3倍の人口が流入するが、災害時の受け入れ施設はまだ少ない」とした上で、「情報交換しながら、災害時の支援策を進めていきたい」と、東整振の協力に期待を示した。また、西村会長は「地域の安全を支援できれば嬉しい。本部を皮切りに、都内に200近くある会員工場でもお役に立てることを模索していきたい」と述べ、CSR活動に注力していく考えを述べた。

日刊自動車新聞3月12日掲載

開催日 2019年3月1日
カテゴリー 社会貢献
主催者

東京都自動車整備振興会

開催地 渋谷区役所(渋谷区宇田川町)
対象者 一般