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2019年3月14日

住友ゴムのタイヤセンシング技術 タイヤ・テクノロジー・オブ・ザ・イヤーを受賞

住友ゴム工業はこのほど、タイヤセンシング技術「センシング コア」が、「タイヤ・テクノロジー・インターナショナル アワード・フォー・イノベーション・アンド・エクセレンス」で優れた先進技術に贈られる「タイヤ・テクノロジー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したと発表した。同賞は5~7日にドイツ・ハノーバーで開催された「タイヤテクノロジーエキスポ2019」で発表された。同社がこの賞を受賞するのは3度目となった。

同技術は、タイヤの回転により発生する車輪速信号を解析し、路面の滑りやすさやタイヤにかかる荷重などの情報を検知するもの。この技術を発展させることで、例えば入手したデータをクラウド経由で街中や社会の情報に統合すれば、そのデータを入手した車両は路面やタイヤに起因する危険をあらかじめ察知し、回避することが可能になる。
授賞式には、オートモーティブシステム事業部DWSビジネスチームリーダーの川崎裕章氏が出席し、「センシング コアは、タイヤそのものをセンサーに変える新しい技術であり、付加的なハードウエアなどのセンサーを必要とせず、私たちが独自に開発したソフトウエアアルゴリズムによって、タイヤのグリップ状態や荷重などを検知することができる。自動運転や安全なモビリティ社会の実現に貢献できる技術の一つ」と述べた。

日刊自動車新聞3月11日掲載

開催日 2019年3月7日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

タイヤ・テクノロジー・インターナショナル アワード・フォー・イノベーション・アンド・エクセレンス

開催地 ハノーバー(ドイツ)
対象者 自動車業界
リンクサイト

タイヤセンシング技術「SENSINGセンシング COREコア」が「Tire Technology of the Year」を受賞3月7日発表

http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2019/sri/2019_019.html