葛飾区とタカラトミーは、バスの全面を同区とリカちゃんがコラボレーションし、ラッピングを施した記念として、「リカちゃんラッピングバス車内装飾記念イベント」を開催した。

葛飾区内を運行しているリカちゃんラッピングバスの車内に「リカちゃん」デザインの装飾を行うことで、区の観光資源としての魅力を高め、さらなる認知向上と観光客の誘致を図る日会場には多数の父兄と子どもたちが集まり、子どもたちは「かわいい」と声援を送った。

“玩具の街”である葛飾区とタカラトミーは、２０１７年７月に観光客誘致などで連携や協力を進めるための協定を締結。「リカちゃん出生届」配布などの事業も進めてきた。リカちゃんラッピングバスは、京成バスが新小岩駅東北広場～亀有駅で、「ピンク」と「パープル」の２台を運行している。
今回は、昨年３月から運行しているリカちゃんラッピングバスのピンクを内装まで装飾した。「リカの好きなまちかつしか」をテーマに、座席シートや車内モニター、ポール、天井シートなどを装飾した。車内アナウンスも一部をリカちゃんが務める。
内装装飾の記念として、子どもたちを招いての車内閲覧会やスタンプラリー、リカちゃんと一緒に行く撮影会などのイベントを行った。青木克徳葛飾区長は「バスの中はリカちゃんでいっぱい。見て楽しんでね。葛飾区の良い所も知ってほしいな」と子どもたちに呼びかけた。

日刊自動車新聞3月8日掲載