2019年3月8日
国交省、建設資材などセミトレーラーでの運搬基準緩和
国土交通省は、セミトレーラーによる建設資材などの運搬方法の基準を緩和すると発表した。
幅・長さで2・5メートルを超える幅広貨物では安全性を確保した上で複数積載が可能になる。これまで単体しか運ぶことができなかったが、基準緩和でトラック輸送の効率化を後押しする。一方で、違反点数を明確化して悪質業者への対応を厳格にする。2019年3月1日に、事業者からの基準緩和の認定受付をスタートした。従来、幅広トレーラーはショベルカーなどの運搬に使われ、単体物を運んでいた。最近では、トラック運送の生産性向上へ、より多くのものを安全に運べる体制も必要となっていた。
基準緩和により、建築パネルをはじめ建造用鋼板や幅広の建設資材を複数運搬できるようになる。保安基準の規定値である車両総重量28トン(構造により36トン)を超えない範囲で複数積載を認める。
日刊自動車新聞3月5日掲載
開催日 | 2019年3月1日 |
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カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
主催者 | 国土交通省 |
対象者 | 自動車業界 |