藤枝市立瀬戸谷小学校の５年生、６年生による「私たちの夢を語ろう　夢のプレゼン祭り」が１７日、藤の瀬会館（藤枝市）で開催された。今回は同校の５年１組１３人が「語れ！！僕たちの夢のエコカーを」をテーマに、地球環境の保全につながるエコカーをプレゼンテーションした。同校で夢のクルマに対するプレゼンを行うのは昨年に続いて２回目。また、６年生１１人は瀬戸谷を活性化させるための同イベントの企画と将来の夢を前年の同イベントで交流したスーパーカーのオーナーらに披露した。

夢のクルマについてのプレゼンは社会の授業の一環。昨年は当時の５年生がそれぞれに思い描く未来のクルマについてプレゼンを行った。また、招待したスーパーカーのオーナーから夢を実現するまでの話を聞き、交流を図った。今年は前年のイベントをベースに地域や県内の自動車ディーラーなどの協力を得て実施した。

今回の５年生のプレゼンは「エコ」にテーマを絞り、電気自動車、燃料電池自動車など３台のアイデアを紹介し、それぞれのメリットとデメリットを説明した。また、スズキに最近の車について聞いた話や自動車用ライトの工場見学で得た話を盛り込み、エコカーによって自然が多い瀬戸谷を守りたいと訴えた。

一方、６年生は「私たちの夢を語ろう～スーパーカーオーナー様と夢の対談」をテーマにプレゼンを行った。前年のイベントを踏まえて、瀬戸谷の夢として同イベントで行った町おこしプロジェクトの企画が出来るまでと１１人がそれぞれの夢をプレゼンした。会場にはフェラーリやポルシェなどのスーパーカー約４０台が集まり、訪れた人達とカーオーナーが記念撮影や展示車の話題で盛り上がった。
このイベントには静岡トヨタ（川嶋秀樹社長）、静岡ダイハツ（井上憲明社長）の２社も出展した。静岡トヨタはランドクルーザーによる丸太乗り体験、静岡ダイハツはスマートアシストの体験試乗を行った。

日刊自動車新聞2月28日掲載