１７日に最終日を迎えた「２０１９年ＦＩＡ世界ラリー選手権（ＷＲＣ）」の第２戦ラリー・スウェーデンでトヨタ自動車のワークスチームの「ヤリスＷＲＣ８号車」（オィット・タナック／マルティン・ヤルヴェオヤ組）が優勝した。タナック選手は、今回がスウェーデンでの初優勝。チームにとってはＷＲＣ復帰初年度の１７年以来、２回目のスウェーデン制覇となった。

チーム総代表の豊田章男社長は「初優勝を遂げた一昨年、悔しい想いをした昨年を思い出しながら、今年の戦いを見ていると改めてチームとしての成長を感じた」とコメント。チーム加入２戦目のクリス・ミーク／セブ・マーシャル組など参戦したヤリスＷＲＣは、全車が完走した。次戦は３月７～１０日にかけてメキシコで開催される。

日刊自動車新聞2月19日掲載