ボッシュは「ＢＣＳ・ジャパン・クオリティーカップ（Ｑカップ）」を関東工業自動車大学校（埼玉県鴻巣市）このほど開いた。予選を勝ち抜いた９人の選手が日頃の整備技術を競い、中部・関西ブロック代表の日下亮さん（カーテクノジャパンアシスト）が優勝した。

同大会は、２０１７年に初開催し、今回が２回目。同社の整備工場ネットワーク「ＢＣＳ（ボッシュカーサービス）」のＢＣＳコミッティーが主催しており、ウェブ上で審査する１次及び２次予選を勝ち抜いた整備士が本選に進む仕組み。本選では、ＢＣＳメカニックの知識力を問う学科競技に加え、配線図からシステムの作動と電気の流れを読み取り、電圧・抵抗測定を行う「電気測定」や、スキャンツール（外部故障診断機）を使って診断から顧客説明までの一連の流れを評価する「トラブルシューティング」など全４種目で技術力を競った。

受賞者は次のとおり。（敬称略）
▽優勝＝中部・関西ブロック代表　日下亮（カーテクノジャパンアシスト）▽準優勝＝関東ブロック代表　丹木幹（フジオートステーション）▽３位＝西部ブロック代表　松山伸一郎（ＥＵＲＯ　ＣＡＲＳ）、関東ブロック代表　田野稔（ムツミ自動車）

日刊自動車新聞2月15日掲載