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自動車産業インフォメーション

2019年1月31日

内閣府 東京臨海部実証実験の参加者募集について~SIP「自動運転(システムとサービスの拡張)」~

交通インフラからの信号情報や合流支援情報の提供などの走行環境に関する基盤技術について、一般道や首都高速道路といった公道等での実証実験を実施するため、実証実験の参加者募集を開始します。

【これまでの取り組み】

SIP第2期「自動運転(システムとサービスの拡張)」では、自動運転を実用化し普及拡大していくことにより、交通事故の低減、交通渋滞の削減、交通制約者のモビリティの確保、物流・移動サービスのドライバー不足の改善・コスト低減等の社会的課題の解決に貢献し、 すべての人が質の高い生活を送ることができる社会の実現を目指して、産学官共同で取り組むべき共通課題(協調領域)の研究開発を推進しています。
より安全で快適な自動運転を実現可能とする走行環境を構築し、実証実験を行うことで、技術、制度、社会的受容性に係る課題解決に向けた取組を促進し、実用化と普及の加速を図るため、東京臨海部実証実験を実施することとしています。
本実証実験の実施については、国際的にオープンな実証実験の場を創出する観点から、自動運転に関する国際ワークショップ「第5回SIP-adus Workshop 2018」の開催に際して、昨年11月13日、概要を公表いたしました。 このたび、本実証実験に関する参加募集要項等を公表し、参加者の募集を開始します。

【東京臨海部実証実験に関する参加者募集の概要】

(1) 実証実験の実施期間
東京臨海部実証実験としては、2019年度~2022年度の期間に実施することを予定していますが、前期(2019~2020年度)と後期(2021~2022年度)に分けて実施します。今回は、前期実証実験の参加者を募集するものです。実証実験は、2019年10 月以降、実証実験に必要な交通インフラが整い次第、開始予定です。
(2) 実証実験の概要
臨海副都心地域、羽田空港地域、羽田空港と臨海副都心等を結ぶ首都高速道路(一般道を含む。)において、交通インフラによる信号現示・予告情報提供環境、高精度3次元地図等を提供いたします。特に、羽田空港においては、公共交 通システムのための磁気マーカー、仮設バス停等、首都高速道路においては、合流支援やETCゲートに関する情報提供等を行う環境を提供します。
参加者には、実証実験に使用する自動運転車両、当該車両の運用及び運転手等の準備とともに、実験データの取得、分析、実験結果の報告等をしていただくことを予定しています。また、内閣府、関係省庁等が実施する成果発信、交通 インフラの技術仕様等を検討する関連の会合等への報告等の協力をいただきます。
(3) 参加者募集期間
参加登録期間:2019年1月22日(火)~同年2月22日(金)
参加申請期限:2019年3月15日(金)まで
参加を希望される方は、必ず、参加登録期間内にエントリーフォームから、基本事項(法人名、担当者名、連絡先等)を登録してください。登録後、1週間程度で、参加申請書類の入手方法をお知らせいたしますので、出来るだけ早めの登録をお勧めします。なお、 参加者候補の決定は2019年3月下旬を見込んでいます。

【エントリーフォーム】

https://www8.cao.go.jp/cstp/idou/20190122_seni1.html

内閣府政策統括官(科学技術・イノベーション担当)プレスリリース1月22日発表

開催日 2019年1月22日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

内閣府政策統括官(科学技術・イノベーション担当)

開催地 臨海副都心地域、羽田空港地域、羽田空港と臨海副都心等を結ぶ首都高速道路
対象者 一般,自動車業界
リンクサイト

内閣府プレスリリース 

https://www8.cao.go.jp/cstp/stmain/20190122sipadus.html