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2019年1月31日

トヨタ、カーシェア開始 都内でトライアル

トヨタ自動車とトヨタモビリティサービス(村上秀一社長、東京都中央区)は、東京都中野区などで「TOYOTA SHARE(トヨタ・シェア)」と名づけたカーシェアリングサービスのトライアルを開始した。「ヴィッツ」「ノア」など30台を用意し、入会金・月会費無料、15分150円(税込)からの料金で貸し出す。利用者アンケートなどを踏まえて、事業化とエリア拡大に踏み出す方針だ。

トヨタは昨年11月の販売店代表者会議で、従来手法にとらわれない国内販売改革に乗り出すと表明した。 カーシェアはその柱のひとつ。発表では、2018年12月に中野区などの20拠点で開始し、19年2月に直営トヨタ販売店の都内20拠点に拡大、19年内に全国各地の販売店による実施へつなげるとしていた。
実際には、中野、杉並、新宿、渋谷区の17拠点でトヨタ・シェアを1月11日にスタートした。拠点(ステーション)は、トヨタディーラー、トヨタレンタリース店のほか、コインパーキングを活用している。
利用方法は、まず、アプリをスマートフォン(スマホ)にダウンロードし会員登録する。予約はアプリを通じて行い、車両の開閉はアプリで操作する。車室内にある電子キーをスタート/ストップスイッチに近づけ、ブザー音が鳴るとスイッチを押して車が始動する。
車とスマホの連携を取り、キー受け渡しの手間を省くデバイス「スマートキーボックス(SKB)」を貸し出し車両に搭載している。
トヨタはトライアルをもとにサービス運営やデバイスの改善を進め、それらを各地の地場販売店などに提供することで、カーシェアの全国展開につなげる考えだ。

日刊自動車新聞1月28日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

トヨタ自動車㈱、トヨタモビリティサービス㈱

開催地 東京都中野区など
対象者 一般,自動車業界
リンクサイト

トヨタモビリティサービスホームページ

https://t-mobility-s.co.jp/file/special/63601/486/html/index.html