2019年1月26日
国交省、SAでの高速バス乗り換え 来月に社会実験
国土交通省は、高速道路のサービスエリアを活用した高速バスの乗り換えに関する社会実験を実施すると発表した。
2月21日から約1カ月間、関越道の高坂サービスエリア(SA)で、長野発新宿行きのバスから成田空港行きのバスに乗り換えることができるようになる。これにより、都心を経由した場合と比較して、平均で約30分の所要時間短縮が可能だという。国交省は今回の実験結果を踏まえながら、高速バス乗り換え環境を整備し、高速バス利用者の利便性向上につなげる。
実験の対象は長野発新宿行きの7便。高坂SAで、前橋発成田空港行きに乗り換えることができる。「ETC2・0」を活用したバスロケーションシステムにより、専用アプリやSA内の表示盤などで乗り換え便の接近状況を確認できる。
既存の路線では、新宿にある「バスタ新宿」での乗り換えが必要だったが、乗り換えたバスは圏央道を走行するため、所要時間は最大で1時間26分短縮できる。
実験では予約専用サイトを用意した。料金は6千円(金曜・祝前日は6300円、土日祝日は7千円)。既存の成田空港乗り継ぎきっぷは曜日を問わず6千円だった。実験期間は3月20日まで。
日刊自動車新聞1月23日掲載
開催日 | 2019年2月21日 |
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開催終了日 | 2019年3月20日 |
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
主催者 | 国土交通省 |
対象者 | 大学・専門学校,一般,自動車業界 |