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2019年1月22日

後席シートベルトの着用率横ばい、JAFが特設サイト公開

■重要性・危険性の認知進まず
後席シートベルト着用義務化から10年。2008年に着用率は07年から一気に上昇したものの今も後席は低調のまま横ばいで推移。また一般道と高速道では着用率に差があるなど、一般道の着用率の低さが際立ち、後席着用の重要性や非着用の危険性が十分に認識されていないことがわかった。
このためJAFは「いのちをつなぐ一本がある」をテーマに特設サイトを公開し、後席シートベルトの重要性を啓発している。サイトでは正しい着用方法やスムーズにシートベルトが着用できる豆知識や、着用しない場合の危険性などについて、動画や写真でわかりやすく解説している。

【甲府】日本自動車連盟(JAF)山梨支部(佐々木宏明支部長)は、「シートベルト着用状況全国調査」における山梨県の結果を公表した。それによると、一般道路の後席シートベルト着用率は38・4%。着用義務化から10年経過した現在も依然として4割が着用していなかった。
調査は10月1~10日にJAFと警察庁合同で県内13カ所で実施。結果、後席着用率は一般道で前年比0・5ポイント減の38・4%、高速道は同0・9ポイント%増の58・1%。運転席着用率は一般道で同0・8%ポイント増の98・9%、高速道路で同0・2ポイント増の99・9%、助手席もそれぞれ90%を超えた。

【長野】日本自動車連盟(JAF)長野支部(宇都宮進一支部長)は、「シートベルト着用状況全国調査」における長野県の結果を公表した。それによると、一般道の後席シートベルト着用率は59・5%と前年に比べ7・1ポイント増加したが、全国的には10年経った今も4割が未着用だ。
調査は10月1~10日までJAFと警察庁が合同で実施。県内18カ所で調査し一般道の後席着用率は59・5%と全国平均38・0%を上回った。一方、運転席の着用率は一般道で前年比0・2%ポイント増の99・1%、高速道で同0・1ポイント増の99・9%、助手席もそれぞれ90%を超える結果だった。

日刊自動車新聞1月18日掲載

開催日 2018年10月1日
開催終了日 2018年10月10日
カテゴリー 交通安全
主催者

日本自動車連盟(JAF)

対象者 一般,自動車業界