2019年1月17日
マグナとリフト、自動運転レベル5でライドシェア 公道試験に成功
カナダの大手サプライヤーのマグナは14日、配車アプリを展開するリフトと、自動運転レベル5(完全自動運転)の自動車を使ったライドシェアの公道走行試験に成功したと発表した。両社は、2~3年以内に市場投入が可能な自動運転技術の開発を目指す。
マグナとリフトは、自動運転向けソフトウエア・スタックやハードウエアキットを共同開発している。今回、米国パロアルトにある両社の開発チームの拠点と北カリフォルニアにあるカルトレインの駅を結ぶルートで、自動運転レベル5の車を使用したライドシェアを試験的に実施した。
試験で収集した地図情報をはじめとするデータは、今後の試験に活用していく。マグナとリフトは提携による知的財産権を共有するとともに、リフトの配車ネットワークから得たデータをシステム開発に役立てていく。
両社が共同開発した自動運転車は今後数年でリフトの配車ネットワークに展開していくことを目指している。
日刊自動車新聞1月17日掲載
開催日 | 2019年1月14日 |
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カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
主催者 | マグナインターナショナル |
開催地 | 米国 |
対象者 | 自動車業界 |