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2019年1月20日

トヨタ、17年ぶりスープラ復活宣言 国内は今春導入

「Supra is BACK!」―。トヨタ自動車の豊田章男社長は14日、米デトロイトで開催中の北米国際自動車ショー(NAIAS)のプレスカンファンレンスに登壇し、17年ぶりとなる「スープラ」の復活を宣言した。日本国内には2019年春に導入する。

スープラは1978年に登場(当時の日本名『セリカXX』)したスポーツクーペ。5代目となる新型は、同モデルの伝統である直列6気筒ターボに加え、直列4気筒ダウンサイジングターボエンジンをラインアップに設定した。トランスミッションは8速スポーツAT。ボディーにアルミニウムを活用し軽量化を図るとともに「86」の約2・5倍のボディー剛性を確保した。

米国の価格は4万9990ドル(約540万円)からで、日本仕様の価格は現時点で未公表。生産は車台を共有するBMW「Z4」と同様にオーストリアのマグナシュタイアーに委託する。
プレスカンファレンスで豊田社長は「それぞれ心の中で特別な場所を占めるクルマが1台はあると思う。私にとってはそれがスープラだ。『マスタードライバー』になるための訓練でニュルブルクリンクを中古のスープラで走っている時、他のメーカーは新しいプロトタイプで走行していた。計画があった訳ではないが、当時から密かにこのクルマを復活させたいと願っていた」と思いを語った。

日刊自動車新聞1月16日掲載

開催日 2019年1月14日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

トヨタ自動車㈱

開催地 デトロイト(米国)
対象者 大学・専門学校,一般,自動車業界
リンクサイト

トヨタ自動車ニュースリリース1月14日発表

https://newsroom.toyota.co.jp/jp/toyota/26144305.html