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2019年1月15日

兵整振、整備トラブル回避へ 相談事例集を発行

兵庫県自動車整備振興会(橋本一豊会長)は、ユーザーや会員事業者からの相談に対し、職員が行った対応や相談に対する弁護士のコメントを付与した「自動車整備相談事例集(平成30年度版)」を発行した。兵整振の経営企画委員会(木原康委員長)事業の一環として製作したもの。2015年度から発行し、今回で4冊目となる。

今回も例年と同様に相談内容を1ページに1事例掲載し、新車や中古車、保険、整備、法律など分野ごとに区分して見やすくした。年々増加している「相続にかかわるトラブル」や「年配ユーザーとの間のトラブル」、相変わらず多い「代車絡みのトラブル」など一般的な51事例を新たにピックアップしている。

一般的にトラブルが発生すると当事者以外は関与できないことから、「掲載した相談や対応はあくまでも一例ながら、会員工場でありがちなトラブルを回避する一助として参考にしてもらう」(事務局)のが狙いだ。
同事例集は兵整振の機関誌「HASPA NEWS1月号」に同封して全会員工場に配布するが、希望者には1部一千円で販売する。事例集を用いた講習会も開催する計画だ。

日刊自動車新聞1月11日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

兵庫県自動車整備振興会

対象者 自動車業界