2019年1月12日
車の所有「肯定的」 ソニー損保、新成人カーライフ意識調査
ソニー損害保険は、今年の新成人を対象にしたカーライフ意識調査の結果をまとめた。
運転免許保有率は増加傾向にあり、免許保有者と取得予定者のうち8割が車の所有に肯定的だった。ただ、車両の購入予算や車にかける費用は2016年から減少しており、購入予算額の平均は175万円だった。
免許の保有率は昨年の調査から5・5ポイント増加して61・5%、運転免許の取得予定者の割合は24・2%だった。このうち80・6%が車の所有に前向きだった。車の所有率は16・7%だった。
車両の購入予算を聞いたところ、平均額は175万円だった。15年の189万円をピークに4年連続で減少した。また、1カ月当たり費用の平均額も1万6894円と4年連続の減少となった。
「若者の車離れ」について、自分自身に「あてはまる」という回答は昨年比3・7ポイント減の33・6%で「あてはまらない」(35・3%)と拮抗する結果になった。
レンタカー利用率は31・9%、カーシェアの利用率は8・9%だった。レンタカーやカーシェアを利用したことで「車を欲しいと思う気持ちが強くなった」との回答は40・0%にのぼった。
購入したい車について質問したところ、トヨタ自動車の「アクア」が人気だった。以下、日産自動車の「ノート」、「ゴルフ」や「ポロ」などのフォルクスワーゲン車と続いた。カーライフ関連で期待していることは「車の価格が安くなる」「ガソリン・燃料が安くなる」など、維持費に関する要望が目立った。
この調査は昨年11月、今年の新成人1千人に対してインターネット上で実施した。
日刊自動車新聞1月9日掲載
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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主催者 | ソニー損害保険㈱ |
対象者 | 大学・専門学校,一般,自動車業界 |
リンクサイト | ソニー損保、「2019年 新成人のカーライフ意識調査」1月7日発表 https://from.sonysonpo.co.jp/topics/pr/2019/01/20190107_01.html |