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2018年12月30日

日産サティオ佐賀、市内学校に教材用EV「リーフ」寄贈

自動車整備士を目指す学生たちに電気自動車(EV)に興味を持ってもらいたい―日産サティオ佐賀(丸地隆史社長)は17日、佐賀市の佐賀工業専門学校に教材用車両のEV「リーフ」の中古車1台を寄贈した。

また日産自動車の開発陣がEVについての講義や実車を使った構造説明、自動駐車の同乗体験などの出張授業を行った。ディーラーとメーカーが連携して、EVの寄贈と出張授業のプログラムを同日に行うのは全国でも初めて。学生たちにとっては、EVづくしのインパクトある1日になったようだ。

当日は同社と日産の社員や同校の教職員、自動車学科の1、2年生ら約100人が参加した。リーフの贈呈式で、丸地社長は「電気自動車に触れ、面白いと興味を持ってもらえると嬉しい。実車で先進技術を体感し、楽しんでもらいたい。整備士不足が社会問題になる中、皆さんは非常に貴重な人材。学校で色んなことを学び、日本の基幹産業である自動車を支える人材に育ってほしい」と学生たちに呼びかけた。

続く、EVの講習会は「電気自動車の構造編」と「日産の技術開発と新型『日産リーフ』の特徴編」の2部構成で実施。日産第一製品開発本部の笠島宏一主坦が講師を務め、EVの構造や特徴、将来に向けた日産の取組みなどを映像を交えて分かり易く解説した。この後、学生たちはグループに分かれ、自動駐車の体験や「GT―R」や「ノートeパワー」などの展示車見学、新型リーフの実車説明などを通して、日産の先進技術を体感した。最後に日産サティオ佐賀の会社説明を行うとともに、同校を卒業したメカニックが学生たちの質問や疑問に応じた。

日刊自動車新聞12月27日掲載

開催日 2018年12月17日
カテゴリー 社会貢献
主催者

㈱日産サティオ佐賀

開催地 佐賀工業専門学校(佐賀市)
対象者 中高生,自動車業界