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2018年12月30日

広島 安全運転サポート車普及啓発協、広報活動の継続へ 正しい理解促進

安全運転サポート車普及啓発協議会(土井智志会長=広島県警交通部長)は19日、広島県警で「平成30年総会」を開催した。同協議会は自動ブレーキなどの安全装備を備えた安全運転サポート車(サポカー)を普及させるために昨年立ち上がった広島の官民あげた組織。総会では来年以降の方向性について話し合い、サポカーの体験乗車会開催や正しい理解促進を図るための広報活動の継続を決めた。

同協議会には広島運輸支局や広島県、広島市、広島県警のほか日本自動車連盟(JAF)広島支部、日本自動車販売協会連合会広島県支部など11機関・団体が参加している。県内の関係者が連携し、サポカーに対する県民理解を深め、普及を促すことで高齢ドライバーを中心に交通事故被害の軽減に乗り出している。
今後の普及啓発に向け、サポカーへの乗り換え推奨活動を実施する。さらに、機能の正しい理解を促すためイベントでの情報発信やユーチューブでの動画放映、各団体や機関の広報媒体への情報提供を行う。
総会で土井会長は「交通事故防止に向けサポカー普及は関係機関の垣根を越えて一丸となって取り組むべき。高齢者の事故防止に全力を尽くすことで県民の期待に応えたい」と挨拶した。来賓を代表して中国運輸局技術安全部の田村泰之部長は「サポカーは有効だが、自動運転と誤解している消費者が多く、正確な理解促進が不可欠。その意味で協議会の役割は重く、国土交通省としても普及に力を入れており、皆さんの協力をお願いしたい」と述べた。

日刊自動車新聞12月27日掲載

開催日 2018年12月19日
カテゴリー 交通安全,会議・審議会・委員会
主催者

安全運転サポート車普及啓発協議会(広島運輸支局、広島県、広島市、広島県警、日本自動車連盟(JAF)広島支部、日本自動車販売協会連合会広島県支部など11機関・団体)

開催地 広島県警
対象者 自動車業界