埼玉県立秩父農工科学高等学校（加藤秀昭校長）は１７日、秩父中央自動車学校で二輪車（バイク）の交通安全を目的とした実技講習会を開催した。

この講習会は日本自動車教育振興財団（内山田竹志理事長）の講師派遣事業の一環で行われ、今回は日本二輪車普及安全協会（伊東孝紳会長）に講師派遣を依頼。講師は埼玉県二輪車普及安全協会並びに埼玉県二輪車安全運転推進委員会の指導員が務めた。
当日は同校の生徒１６人が参加した。生徒が自らバイクを持ち込み、ヘルメットの正しい装着の仕方、最適な運転姿勢、バイクの日常点検方法に関する説明を受けた。また実技講習では、目的のポイントで停止するためのブレーキ操作、スラローム・８の字走行、カーブでの限界速度の体感などの安全運転技術を学んだ。
参加した生徒は「免許を取得した時に覚えていても忘れていることも多く、学び直しの良い機会になった」「日頃の点検、メンテンナンスの重要性がよく理解できた」などと感想を述べた。

日刊自動車新聞12月22日掲載