２０１８年１１月の地域別新車販売は、全地域で前年同月実績を上回った。国内の全地域がプラスとなるのは昨年６月以来、１７カ月ぶり。国内市場は１０月も１地域を除いて前年を上回っており、堅調な需要が続いている。ブランド別ではスズキ、日産、マツダが好調だった。

登録車と軽自動車がともに増加したことで、国内総市場は前年同月比８・６％増と今年になって最も高い伸びを記録した。地域別でも２５の地域が同２桁台の増加となった。
ブランドごとの実績は、好調が続くスズキが１１月も全地域で伸びてトータルでも２桁の増加。前年同月が完成検査問題のあおりを受けた日産は全体で同３１・４％増となった。モデルの端境期で前年実績が低かったマツダも台数を伸ばした。

日刊自動車新聞12月22日掲載