2018年12月25日
自動車教育振興財団、岩手の2高校に教材 ものづくり人材育成
日本自動車教育振興財団(内山田竹志理事長)と岩手県自動車教育推進協議会(渡邊康喜会長)は5日、盛岡市内で岩手県内の2高校に「自動車教育用教材」を贈呈した。
同財団は1991年2月の設立以来、健全なクルマ社会の発展を目指し、高校で自動車に関する教育が効果的に行われるよう、各種支援事業を展開している。その一環として自動車技術教育を実施している高校に実習用教材を提供する事業を行っている。
今回は全国で102高校に「自動車技術教育用教材」を贈呈することになり、そのうち岩手県内は県立黒沢尻工業高校、県立大船渡東高校が贈呈を受けることになった。贈呈される「自動車技術教育用教材」は、「分解組み立て用エンジン」や「視聴覚教材」「説明模型」「4サイクルガソリンエンジン」の4教材。
贈呈式では岩手県自動車教育推進協議会の山口正事務局長が「今回の贈呈は日ごろの熱意と努力のたまもの。有効に活用して下さい」と挨拶した。
岩手県教育委員会事務局学校調整課の小野寺秀樹主任指導主事は「寄贈を受けた学校は十分に教材を活用していただき、ものづくり人材の育成に注力することを期待します」と祝辞を代読した。
寄贈を受けた学校を代表し、県立大船渡東高校の川村俊彦校長が「今回の贈呈を機にご支援に応えられますよう工業教育に力を入れていきたい」と感謝の言葉を述べた。
贈呈式後は教育懇談会を開催し、出席者が意見を交換した。
日刊自動車新聞12月21日掲載
開催日 | 2018年12月5日 |
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カテゴリー | 社会貢献 |
主催者 | 日本自動車教育振興財団、岩手県自動車教育推進協議会 |
開催地 | 岩手県立黒沢尻工業高校、県立大船渡東高校 |
対象者 | 中高生,自動車業界 |