2018年12月25日
11月工作機械受注額、2カ月連続1400億円割れで今年の最低額にq
日本工作機械工業会(飯村幸生会長)が発表した11月の工作機械受注額は前年同月比17・0%減の1316億円となった。2カ月連続の1400億円割れで今年の最低額となったが、11月としては過去4番目に高い水準。中国を除き概ね堅調に推移している。
内需は同6・0%増の575億円。11月としてはリーマンショック以降の最高額を記録した。外需は同28・9%減の740億円。中国を中心に東アジアで減少し、3カ月ぶりの800億円割れとなった。一方、欧州や北米は堅調で、11月としては過去4番目の高水準を持続した。
自動車向けの受注は、内需が前月比では6・2%減となったが、前年同月比では7・4%の増加で自動車部品を中心に堅調を維持した。外需は同26・8%減の約198億円で、東アジアで大幅減となったほか、欧米でも減少となった。
日刊自動車新聞12月21日掲載
主催者 | 日本工作機械工業会 |
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