会員向けクルマ
biz

INFORMATIONクルマの情報館

自動車産業インフォメーション

2018年12月17日

〈西日本豪雨〉中国運輸局長会見、西日本豪雨の対応「ある程度は遂行」

中国運輸局の土肥豊局長は6日に局内で開いた定例記者会見で、「西日本豪雨の豪雨災害への対応」について「全て上手くいったわけではないが、ある程度のミッションは遂行できたのではないか」との見解を示した。

西日本豪雨では記録的な豪雨により広島県、岡山県に甚大な被害があり、公共交通機関が大きなダメージを受けた。中国運輸局として緊急支援物資の輸送手段の確保、支援物資拠点の確保などに取り組んだ。さらに、JR貨物とJR西日本にの迂回運行手続きの即日許認可を実施。呉地区では広島呉道路の運行可能区間をバス専用レーンとして活用した。

観光振興では風評被害を軽減するため、イベントの開催やマスコミ、芸能人を使って中国地区の有名な観光地の安全性や安心感を訴求した。台風21号による橋脚崩壊で関西国際空港が通行不能になり、鳥取県では訪日外国人が9月に減少した影響はあったものの、今年1~9月の中国地方の外国人延べ宿泊数は前年対比23・3%増を示したことを明らかにした。

土肥局長は「西日本豪雨に対して関係各事業者、機関から意見を募っている最中だ。ただ、国道31号をはじめ各地で大渋滞が発生しただけに、渋滞緩和に向けて関係各位といかに連携し、迅速に仕事できるかを今後の検討課題にしたい」と話している。

日刊自動車新聞12月13日掲載

開催日 2018年12月6日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

中国運輸局

開催地 中国運輸局(広島市)
対象者 一般,自動車業界