2018年12月17日
カンボジア人整備士、1月から育成事業が滋賀で始動
京都府と滋賀県の両自動車整備振興会などが立ち上げたカンボジアの整備士を育成する事業が始動する。
外国人技能実習生は来年1月中にも入国し、2月中にも受け入れを決めた滋賀県の事業場に配属されることが決まった。当初予定の11月中の入国からは遅れたものの、ようやく新たなプロジェクトがスタートする。
滋賀では今年6月に実施した「カンボジア技能実習生雇用に向けた現地視察ツアー」に、新車ディーラーや整備専業者など12社が参加した。このうちオート・ハンズ(藤井幹己社長、甲賀市)と滋賀イエローハット(橋川高治社長、彦根市)、奥村モータース(奥村正雄社長、湖南市)の3社が2人ずつ採用する。
6人は10月から、カンボジアからの整備人材送り出し会社の現地法人「METREY HR」で日本語学習や自動車整備実技、日本文化や労働倫理の理解、基礎体力の向上などを受講している。入国後は監理組合の日本トータル情報事業協同組合(三重県四日市市)で1カ月間の集合講習を行い、2月中にも各事業場に配属される見通しだ。
採用先に配属後は技能実習が始まり、春先になればタイヤの入れ替え業務なども体験する予定だ。
日刊自動車新聞12月13日掲載
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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主催者 | 京都府自動車整備振興会、滋賀県自動車整備振興会 |
開催地 | 京都府、滋賀県 |
対象者 | 自動車業界 |