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2018年12月15日

長野自販、クルマ離れテーマに若者ユーザー懇談会

長野県自動車販売店協会(宇都宮進一理事長)はこのほど、長野市内のホテルで「ユーザーの意見を聞く懇談会」を開いた。

若者との懇談は4回目となる一方、開催自体は26回を数えており、自動車販売業界としてユーザーの意見・要望を社会に還元する取り組みは全国でも珍しい。
テーマは自動車関連であれば自由。「“若者のクルマ離れ”と言われているが、あなたの日常生活の中で、または近い将来において自動車の必要性についてどう考えるか」「若者が興味を持つ近未来カーとは何か(環境問題に優れた自動車、安全運転支援機能充実)」などサブテーマとした。

若者は信州大学、専門学校カレッジオブキャリア、清泉女学院大学、同短期大学の計17人(男11、女6)、協会側は理事・会員ら19人が出席した。オブザーバーに信州大学工学部機械システム工学科の中山昇准教授も参加し、事前アンケートも踏まえた有意義な内容は公開し活用を図る。
冒頭、宇都宮理事長は「車のエネルギー源が変わる中、販売店もいろいろな形に変化していかなければならない。例えばカーシェアであったり、いろいろな車の乗り方がこれから出てくる。新しいクルマの乗り方、今後のクルマに関して、肩の力を抜いて忌憚のない意見をいただきたい」と挨拶した。

日刊自動車新聞12月12日掲載

カテゴリー 会議・審議会・委員会
主催者

長野県自動車販売店協会

開催地 長野市内
対象者 大学・専門学校,自動車業界