埼玉自動車車体整備協同組合（泰楽秀一理事長）は、鴻巣市の関東工業自動車大学校の校内で「第４回　埼玉車体協フェア」を開催した。同組合の賛助会員２４社が出展したほか、各支部から代表者が参加し技術コンテストなどが開催された。

同フェアは今回で４回目を数え、出展企業も前回を上回った。最新設備の紹介なども行われた。他県のボディーショップ、車体工場の経営者なども訪れていた。

板金塗装業界は、ぶつからない技術の進歩による事故の減少、高張力鋼板の増加やデザインの複雑化など、今後さまざまな対応に迫られている。またディーラーや損害保険会社などからの間接受注が中心で「下請け」色の強い業種であったほか、近年は元請け企業が自社で板金塗装を手がけるケースが増え、競合が激化している。

日刊自動車新聞11月15日掲載