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2018年11月16日

教育振興財団と県協議会、宮城の10高校に教材 スキャンツールなど、成長の一助に

宮城県自動車教育推進協議会(後藤誠会長=日本自動車販売協会連合会宮城県支部長)と日本自動車教育振興財団は、自動車技術教育を実施する宮城県内の高等学校10校へ技術教育用教材を寄贈する。10月31日に仙台市内で「贈呈式」が開催され、後藤会長から各校の代表者に目録が手渡された。

今回提供する教材はスキャンツールや実習用工具セット、分解組立用のエンジン、実車(中古車)などで、いずれも学校の要望を踏まえて用意した。
贈呈式で後藤会長は「平成3年にスタートして以来、協議会では延べ60校に教材を提供しました。自動車業界では100年に1度の変革期と言われ、著しく技術が進歩していますので、学校での教え方も難しくなっていると思いますが、県内の学校と先生方、生徒の発展、成長の一助にしてください」と述べた。また10校を代表し、挨拶に立った宮城県工業高等学校(仙台市青葉区)の柿崎明弘教諭は「これまでに提供していただいた分も含め、大事に使っていきます」と謝意を示した。
式典後は、出席者による教育懇談会も行われ、各校の現状や生徒の傾向、自動車整備業界の展望など、幅広い意見交換がなされた。

日刊自動車新聞11月13日掲載

開催日 2018年10月31日
カテゴリー 社会貢献
主催者

宮城県自動車教育推進協議会、日本自動車教育振興財団

開催地 仙台市
対象者 中高生,一般,自動車業界