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2018年11月16日

JARWA、名称を「日本自動車車体補修協会」に変更

日本自動車補修溶接協会(JARWA、吉野一代表理事)は、団体名称を「日本自動車車体補修協会(ジャパンオートボディリペアワークアソシエイション)に変更した。

自動車の補修溶接から車体補修全般に業務領域を拡大することに伴う措置という。JARWAの略称、代表理事に変更はない。

10月25日に開催した定時総会で決定し、定款変更も行った。JARWAは「自動車車体補修における信頼性の確保」を目的に、国内自動車メーカー8社、国内溶接機メーカー4社が参加して2014年3月に設立された。
設立趣旨の実現に向けて関連技術などの規格化や標準化に取り組んでいるが、まずは車体整備業界が直面する課題だった補修溶接の安全性確保に特化して標準化活動を行う必要があるとの判断から、団体名称に「溶接」を使っていた。これまで、補修スポット溶接機の識別番号判定試験や定期点検に関する規格作成と公開、補修溶接関連教材の作成などを手がけた。
ただ、設立から4年半が経過し、溶接関連事業に一定のめどが付いたと判断。当初の設立趣旨に沿って事業領域を拡大するともに、団体名称を変更することにした。
今後は、7月1日に施行された工業標準化法の改正も視野に、新たなプロセスに基づいて各種の標準化活動を推進していく。

日刊自動車新聞11月13日掲載

開催日 2018年10月25日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

日本自動車車体補修協会

対象者 自動車業界