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2018年11月13日

埼玉自販、女性の職場改善推進 ウーマノミクスセミナー開く

埼玉県自動車販売店協会(平沼一幸会長)総務・交通安全部会と埼玉県は1日、女性の職場改善などを推進する「ウーマノミクスセミナー」を、さいたま市西区の埼自販会館で開催した。同セミナーの開催は今回で3回目。約120人の参加者が集まった。

今年度、埼自販会員53社中、27社が女性社員を採用しているが、採用数に占める女性比率は約19%と低い。今後の課題解消や、取り組み強化を進める必要が、セミナーの定例化につながっている。
セミナーでは、元国際線チーフパーサーの松岡友子氏(マニエール・トモ代表コミュニケーションマナーアドバイザー)を講師に招き「女性の活躍とコミュニケーション」と題する講演が行われた。女性とのコミュニケーションの取り方や、人口減により企業の中で女性進出に向けての意識を改革する必要があるなど、「トップダウン」改革の重要性を約1時間半にわたり解説した。

また、会員企業が現在行っている取り組みとして、埼玉トヨペットが新設した「事業戦略部ママ友支援室」の概要、事例を橋岡直美室長が発表。日産プリンス埼玉の「ES推進室」の取り組みについて稲越眞之室長、小島奈緒子係長がそれぞれ説明した。
セミナーで挨拶した廣渡和重副部会長(日産プリンス埼玉社長)は「このセミナーを実のあるものとし、日常業務に役立ててほしい」と述べた。

日刊自動車新聞11月9日掲載

開催日 2018年11月1日
カテゴリー 展示会・講演会
主催者

埼玉県自動車販売店協会

開催地 埼自販会館(さいたま市西区)