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2018年11月2日

静岡工科自大、車や整備の楽しさアピール カーフェスを開催

静岡工科自動車大学校(岡部剛校長)は14日、静岡市葵区の同校と静岡県自動車学校静岡校で「静岡カーフェスティバル」(日刊自動車新聞社など後援)を開催した。

昨年に続いて2回目の開催で、今年も愛好家によるクラシックカーの展示や県内のディーラーや自動車関連団体が自動車整備の仕事の一端を体験出来るコーナーを設置し、車を楽しめる空間を作り上げた。今年も家族連れや同校のOBなど3500人が訪れ、車や整備の仕事の楽しさに触れていた。

イベント当日の朝は雨が残ったものの、オープンとほぼ同時に天気が回復し午前中から来場者でにぎわった。同大学校の岡部校長は「今年は展示を増やした。親子で楽しんで欲しい。また、在校生の家族にも子供(学生)がやっていることを見てもらいたい」と話した。

出展した県内のディーラーは取り扱い車の展示やメカニックの仕事の一端を体験できるプログラムを用意した。ネッツトヨタ静岡は昨年に引き続きキッズエンジニアコーナーを設け、子供たちは車の点検の体験や車体へのペイントを楽しんだ。静岡ダイハツはコペンのドレスフォーメーションを実施し、トヨタカローラ東海はヘッドライトの配線図を作成し、実際に点灯させるまでの時間を競う「エンジニアチャレンジ」を行った。

このほか子供向けのプログラムとして会場内の特設コースで電動バギーの走行体験やミニ四駆の展示と販売、スタンプラリーなど様々な企画を実施した。
クラシックカーの展示は年式が1985年以前の車両を公募し、今年は約100台の応募があった。会場にはトヨタ「スプリンタートレノ」、日産「スカイライン2000GT」など国産車だけでなく「フォルクスワーゲン・ビートル」など輸入車の参加もあった。車の前ではオーナーと訪れた愛好家らが話し合ったり、写真を撮るなどしていた。

恒例のメカニックコンテストは1、2年生と留学生を対象とした「2級課程の部」と3、4年生と研究科を対象とした「上級課程の部」が行われた。2人1組のチーム戦で、予選を勝ち進んだ2組がコンテストに挑んだ。来場者や内定先のディーラー関係者らが見守る中、「二級課程の部」は自動車システム工学科1年生中野海斗さん・横山大地さん組、「上級課程の部」は同4年生の秋山裕貴さん・望月聖徳さん組が優勝した。

日刊自動車新聞10月30日掲載

開催日 2018年10月14日
カテゴリー 展示会・講演会
主催者

静岡工科自動車大学校

開催地 静岡工科自動車大学校、静岡県自動車学校静岡校
対象者 キッズ・小学生,中高生,大学・専門学校,一般,自動車業界