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2018年10月27日

岩手車協、技能競技大会に調色、塗装部門

岩手県自動車車体整備協同組合(小川原一成理事長)は14日、遠野市のアイアン車体で「岩手県自動車車体整備技能競技大会」を開催した。今回は調色競技と塗装競技を初めて行うなど、より実践的な内容とした。組合加盟事業者の社員8人が出場、日常業務で培った技術を競い合った。審査の結果、徳井哲春選手(須賀鈑金塗装)が優勝した。

岩手車体協は組合員の板金塗装技術の向上などを目的に、2015年に同競技大会をスタート、今年で4回目を迎えた。岩手県自動車整備振興会・同商工組合が協力、東北運輸局岩手運輸支局が後援し、競技大会を開催している。
前回までの競技大会では板金競技を行っていたが、今回は初めて調色・塗装の両競技を実施した。競技の課題は、調色がテストピース(ソリッド)4色で見本の色を再現、塗装がフロントフェンダーのメタリッククリア仕上げ。選手は2班に分かれて調色・塗装の両競技に臨んだ。

会場には各社の社員らが選手の応援・競技の見学に訪れ、選手の競技状況を温かく見守るとともに真剣な顔付きで競技の様子に見入っていた。
また岩手車体協は大会を通じて組合事業間のつながりを深め、業界全体の技術の向上と継承にも努めていく考え。
上位入賞者は以下の通り(敬称略、カッコ内は所属会社)。
▽優勝=徳井哲春(須賀鈑金塗装)▽準優勝=近江孝明(アベボデー・インプレス)▽3位=高濱光春(同)

日刊自動車新聞10月23日掲載

開催日 2018年10月14日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

岩手県自動車車体整備協同組合

開催地 アイアン車体(岩手県遠野市)
対象者 自動車業界