2018年10月20日
LINEが来夏、トヨタとスマホ用ナビアプリ提供
LINEは15日、トヨタ自動車のカーナビゲーション基盤技術を用いたスマートフォン(スマホ)用ナビゲーションアプリの提供を2019年夏に開始すると発表した。LINEが19年春にサービスを開始する車載向け人工知能(AI)技術「Clova Auto(クローバ・オート)」を活用し、音声でナビ操作をできるようにする。さらに両社が保有するビッグデータを活用することで、精度の高い道路状況の予測に基づいたナビ機能を提供する。
LINEは、AIで音声認識や対話機能を提供する「クローバ」を車内空間でも利用可能にするクローバ・オートの開発を進めており、トヨタが採用を表明している。車載機器とスマホを連携させる「スマートデバイスリンク(SDL)」に対応させることで、音声でのLINEメッセージの送受信などを実現する。
ナビゲーションアプリでは、クローバ・オートのAI技術やLINEが持つビッグデータ、トヨタの高精度なビッグデータを活用したナビゲーション基盤を組み合わせることで、道路状況の予測の精度をより高める。利用者個人に合わせたナビ機能も提供する。
日刊自動車新聞10月16日掲載
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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主催者 | LINE㈱、トヨタ自動車㈱ |
対象者 | 大学・専門学校,一般,自動車業界 |
リンクサイト | LINEホームページ:車とAIアシスタント「Clova」を連携させる「Clova Auto」を通じ、トヨタの技術を活用したナビゲーションサービスを提供 10月15日発表 |