愛知自動車整備人材確保・育成連絡会（会長＝平谷守愛知運輸支局長）は、自動車整備の仕事の必要性や魅力を発信する子ども向けのＰＲイベントを、月内に愛知県内で２回開催し、自動車点検整備推進運動の強化月間期間中の活動を強める。同期間中にＰＲイベントを２回開催するのは初めて。愛知県自動車整備振興会（愛整振、坪内恊致会長）のバックアップを得て、１３日に犬山市の犬山市産業振興祭、２１日に豊橋市の豊橋まつりに参加し、それぞれ児童を対象としたイベントを行う。

同連絡会のＰＲイベントは、これまで愛整振豊橋支部の協力により、豊橋まつりの会場で行ってきた。このノウハウを犬山市産業振興祭に持ち込み、児童やその保護者などに対して自動車整備士の仕事に関心を抱いてもらうためのイベントを実施する。

愛整振豊橋支部は毎年、豊橋まつりの会場の一角（豊橋公園児童遊園地）にスペースを確保し、参加者総数２００人のマイカー点検教室を開催している。同連絡会は愛整振豊橋支部の協力により点検教室と併催する形で、体験イベント「こども整備士自動車てんけん教室」「こども自動車整備士スタンプラリー」「こども自動車整備士免許証交付」を行ってきた。

同連絡会が初めて参加する犬山市産業振興祭（会場＝犬山市民文化会館／犬山市南部公民館／するすみふれあい広場）では、愛整振犬山支部が会場の屋内外でマイカー点検教室を開催。同連絡会は愛整振犬山支部や犬山商工会議所自動車・運輸部会の協力を得て、児童が自動車整備の仕事やクルマの構造などを学ぶ「こども自動車整備士スタンプラリー」や「こども自動車整備士免許証交付」を行い、参加者たちの自動車整備士に対する関心を高める狙いだ。

日刊自動車新聞10月12日掲載