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2018年10月13日

HINO、「ドライバー異常時対応システム(EDSS)」と燃料電池バス「SORA」が 2018年度グッドデザイン賞を受賞

燃料電池バス「SORA」はグッドデザイン・ベスト100に選出
日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:下義生、以下日野)は、「ドライバー異常時対応システム(EDSS:Emergency Driving Stop System)」と燃料電池バス「SORA」※で、2018年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。さらに「SORA」は、審査委員会から特に高い評価を得た製品に贈られる「グッドデザイン・ベスト100」に選出されました。

「ドライバー異常時対応システム(EDSS)」は、ドライバーが急病等で運転操作の継続が困難となった場合に、ドライバー自身や添乗員、もしくは乗客がスイッチを押すことで徐々に速度を落として停止するというシステムです。

日野は、「『交通事故死傷者ゼロ』に積極的に貢献していく」という方針に基づき安全技術開発に取り組んでおり、近年複数発生しているドライバーの健康状態が急変したことによる事故の対策として「ドライバー異常時対応システム(EDSS)」の開発を進めてきました。今年7月、大型観光バス「日野セレガ」に標準装備し、商用車として世界で初めて商品化しました。

今回の受賞においては、万一の際の「分かりやすさ」「使いやすさ」、そして商用車世界初の実用化・標準装備化という日野の安全への姿勢が高く評価されました。
「SORA」は、高い環境性能と燃料電池車ならではのうれしさを備え、人を中心に考えたユニバーサルデザインと機能を採用したトヨタ自動車の燃料電池バスです。日野はトヨタ自動車から開発を受託し、主にバスボデーの設計や内外装デザインを担当しました。 次世代のバスにふさわしい内外装と、すべての人がより自由に移動できるためのユニバーサルデザインが高く評価され、「グッドデザイン・ベスト100」に選出されました。
日野にとって、2017年の大型トラック「日野プロフィア」と中型トラック「日野レンジャー」に続き、2年連続、22回目と23回目のグッドデザイン賞受賞となりました。
日野はこれからも、たゆまぬ研鑽と最新の技術で「もっと、はたらくトラック・バス」を追求し、豊かで住みよい世界と未来に貢献できるように努めてまいります。

日野自動車ニュースリリース10月3日発表

開催日 2018年10月3日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

日本デザイン振興会

対象者 一般,自動車業界
リンクサイト

日野自動車ホームページ http://www.hino.co.jp/news_release/18-022.html