2018年10月8日
東海大、南アでのソーラーカーレースで準優勝
東海大学は、9月下旬に南アフリカ共和国で開催されたソーラーカーレース「サソール・ソーラー・チャレンジ2018」で準優勝したと発表した。
準優勝は2016年に開催された前回大会に続く2度目。1位のオランダのデルフト工科大学とは僅差の接戦を繰り広げ、特別賞として環境賞を受賞した。
同レースはソーラーカーの世界大会。南アフリカ北部のプレトリアから約2千キロメートル離れたケープタウンまでを8日間かけて走行する。1日ごとに定めたゴール地点に所定時間前までに到着できれば、各ポイントに用意されたループコースの周回が可能となり、会期中の総走行距離で順位を決める。
日本唯一の出場チームとなった東海大学湘南キャンパスの「ライトパワープロジェクト・ソーラーカーチーム」は、昨年10月に開催された別の大会に使用した「17トーカイチャレンジャー」をベースに、南アフリカの路面状況に合わせて車高を上げるなど改良した車両を開発。1800メートルの高低差や嵐などの厳しい走行条件だったものの、1日当たり約400キロメートルを走り、8日間で3941キロメートルを走破した。デルフト工科大の記録は4030キロメートル。
日刊自動車新聞10月4日掲載
カテゴリー | キャンペーン・表彰・記念日 |
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主催者 | 東海大学 |
開催地 | 南アフリカ共和国 |
対象者 | 中高生,大学・専門学校,一般,自動車業界 |
リンクサイト | 東海大学木村研究室 http://www.ei.u-tokai.ac.jp/kimura/kimura-lab/solarcar/solarcar.html |