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2018年10月2日

地方版図柄ナンバー、1日から交付 全国41地域で一斉

10月1日から地方版図柄入りナンバープレートの交付が始まる。国土交通省をはじめとする行政機関や自治体、自動車関連団体などでは、地域の魅力向上や自動車需要の喚起にもつながるものとして、新しい施策に期待を寄せている。国交省のまとめによると、交付初日となる1日には全国21カ所で、交付式やPRイベントが開催される予定で、官民挙げて盛り上げを図っている。

地方版図柄入りナンバープレートは10月1日から、全国41地域で一斉に交付が始まる。すでに、9月10日から事前申し込みが始まっており、「順調に申し込み件数が積み上がっている」(自動車局)という。
図柄入りナンバーのPRイベントは「交付式」や「プレート交換イベント」「取付式」「お披露目会」「出発式」などの名称で開かれるほか、地域のイベントに業界団体や自治体連合などが参加する形もある。
「平泉ナンバー」が交付される岩手県では、一関市と平泉町、奥州市、金ケ崎町が主催者となって、平泉町にある世界文化遺産の毛越寺で「お披露目式」を開催する。導入地域の首長が出席し、プレートを除幕する。
「富士山ナンバー」の山梨県では、富士五湖広域行政事務組合の主催で出発式と取付式を開く。7市町村の首長車に図柄ナンバーを取り付け、テープカットする。また、公用車や消防車など40台への取り付けるセレモニーも行う。
国交省が把握している関連イベントは11月初めまで行われる予定だが、地方自治体や業界団体などでは各種の地域イベントなどで地方版図柄入りナンバープレートをアピールし、選択や交換を促すものとみられる。

日刊自動車新聞9月29日掲載

開催日 2018年10月1日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

国土交通省

対象者 一般,自動車業界