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2018年9月28日

高校生を対象に“くるま育” 岡山県のトヨタ系など6社 全国初の地元のディーラーが主催

岡山県のトヨタ系ディーラーなど6社(岡山トヨタ、岡山トヨペット、トヨタカローラ岡山、ネッツトヨタ岡山、ネッツトヨタ山陽、トヨタ部品岡山共販)は14、15日の2日間、倉敷市で高校生を対象とした「くるま育 ヒストリー ドライブ」を開催した。くるま育はトヨタ自動車が全国主催する「クルマで学ぶ」をコンセプトとした学びのプログラムだが、今回は全国で初めて、地元のディーラー及びトヨタ共販が企画・主催した。地域のオールトヨタが協力し、学生に学びの場を提供した。

地元主催の第1回イベントは、江戸、明治期の伝統的な建造物が現在も息づく倉敷市の美観地区が舞台だ。高校生約30人が2日間の日程で参加し、初日は倉敷市の教育委員会や「語らい座」の大原本亭館長による講演と、地元の人に街の歴史をインタビューするフィールドワークを行い、2日目は「まちの未来とモビリティの構想」についてグループで議論し、それぞれ発表した。
地元の高校生にとって、普段は自転車で何気なく駆け抜ける日常の街だが、社会人たちと触れ合いながらじっくりと歩くフィールドワークで新たな気づきもたくさんあった様子。郷土の歴史や今を学び、その魅力を再発見した学生たちは、自分たちの街やモビリティの未来を真剣になって思い描いていた。

イベントの事務局を務めた岡山トヨタの梶谷俊介社長は「学生に地域を知ってもらうことを通して、地域の未来を育むことに貢献できればと願っている。地域社会とのつながりの中から、地域の皆様と一緒に地元岡山を盛り上げていけるようにイベントを継続したい」と話している。

日刊自動車新聞9月25日掲載

開催日 2018年9月14日
開催終了日 2018年9月15日
カテゴリー 社会貢献
主催者

岡山トヨタ、岡山トヨペット、トヨタカローラ岡山、ネッツトヨタ岡山、ネッツトヨタ山陽、トヨタ部品岡山共販

開催地 倉敷市
対象者 中高生,自動車業界