2018年9月26日
JDパワー 日本車商品魅力度調査、軽の人気を裏づけ
JDパワージャパンは20日、新車購入後2~9カ月が経過したユーザーを対象に行った「日本自動車商品魅力度調査」の結果を公表した。
セグメント別では軽自動車が前年スコアから5ポイント上昇。10項目のカテゴリーすべてで前年を上回り、特に「エンジン/トランスミッション」「シート」「運動性能」が大きく改善した。近年、人気が高まっている軽自動車の商品力を裏づける結果となった。
セグメント別ランキングでは、軽自動車がホンダ「N―BOX」、コンパクトカーがトヨタ自動車「アクア」、ミニバンではトヨタ「アルファード」が1位を獲得した。
同調査ではハイブリッド車(HV)やプラグインハイブリッド車などの電動パワートレーン車と内燃機関車の評価比較も行った。この結果、電動パワートレーン車を購入したユーザーのうちHVから買い換えたユーザーの評価は、ガソリン車やディーゼル車から買い換えたユーザーに比べて低いことがわかった。この傾向について、同社オートモーティブ部門の川橋敦シニアディレクターは「このようなユーザーは電動パワートレーン車のメリットの一つである燃費を魅力として実感しにくい。他社との差別化、魅力度向上には燃費以外の要素が重要になる」と指摘した。
5~6月にインターネットで調査を行い、約2万2千人が回答した。
日刊自動車新聞9月21日掲載
開催日 | 2018年9月20日 |
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カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
主催者 | 株式会社ジェイ・ディー・パワー ジャパン(JDパワー) |
対象者 | 自動車業界 |
リンクサイト | JDパワーホームページ ニュースリリース |