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2018年9月21日

日産社員有志がキャラバン隊、未就学児童や小学生対象に各地でイベント

日産自動車の社員有志がキャラバン隊を結成し、未就学児童や小学生に地球環境問題と電気自動車(EV)への理解を深めてもらおうと先月、神奈川、静岡、愛知で相次ぎ体験型学習イベントを開いた。会場には親子連れが多数集まる大型商業施設のほか、子ども向けの医療施設などを選定。モデルカー(模型)を使った実験やクイズなどを通じて社員らは「人、車、自然の共生」の大切さなどを子どもたちに伝えた。

日産では2008年から、同様の狙いで神奈川県を中心に小学生を対象とした出張授業「日産わくわくエコスクール」を展開している。今回は小学校以外での施設を会場とした初の取り組みで、社内公募を通じて募った総勢約30人がEV「リーフ」2台とともに「わくエコキャラバン隊」を結成した。参加者の多くは技術開発本部など技術畑の社員たちだという。

キャラバン初日となった先月24~25日は、日産サティオ湘南(加山利根夫社長)が運営するららぽーと湘南平塚店(神奈川県平塚市)で開催した。授業では、最初に地球温暖化の原因とその影響、なぜEVが必要なのかなどを紹介。その後、リーフのモデルカーでEVの仕組みを教え、手回し発電機で起こした電気でモデルカーの走行や、レゴブロックの家に送電して玩具の家電を点灯させたりした。
キャラバン隊の隊長を務めた企画・先行技術開発本部技術企画部の渡邉広毅さんは「子どもとその両親に日産の企業活動やクルマを知ってもらい、親しみをもってもらえれば。活動を通じて日産ファンを増やしたい」と語った。

日刊自動車新聞9月15日掲載

カテゴリー 社会貢献
主催者

日産自動車の社員有志

開催地 神奈川、静岡、愛知
対象者 キッズ・小学生,一般,自動車業界