日産東京販売ホールディングス（ＮＴＨ）は、交通遺児育英会（菅谷定彦理事長）にＮＴＨグループで集めた浄財１００万円を寄付した。

グループ各社で実施している「そうめんキャンペーン」による売上金の一部を、交通事故の被害者家族の就学支援に役立ててもらう狙い。ＮＴＨ本社で開かれた贈呈式で酒井信也社長は「グループの従業員に加え、お客様から寄せられた思いを託したい」と、同育英会の石橋健一専務理事に目録を手渡した。石橋専務は「奨学生への給付拡大などに活用していく」と感謝の意を示していた。

同キャンペーンは東日本大震災を機に毎年行っているもので、グループ各社の店頭で販売したそうめんを通じて災害支援などに役立てている。これまでの寄付金総額は１千万円を超えており、同育英会への寄付は５年目になる。式典には東京日産の菊地文夫社長や日産プリンス東京の浜本雅夫社長、日産プリンス西東京の足立篤司社長、エヌティオートサービスの水村清社長らグループ各社の代表者も出席。同育英会からＮＴＨに感謝状が贈られた。

日刊自動車新聞9月14日掲載