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2018年8月25日

損保ジャパン日本興亜、自動車保険 最大で半額 若年層の負担軽減

損害保険ジャパン日本興亜は、2019年1月に自動車保険の新規割引率を広げ、最大で保険料を半額にする。割引率は大手損保で最大になる見通し。若年層の保険料負担を軽くし、とくに地方部で加入率の引き上げと新車購入を促す効果を見込む。

今年、新規契約6(S)等級の割引率を拡大したところ、契約者からの反響が大きかったことから、複数所有(セカンドカー割引)の新規にあたる7(S)等級も割引対象とする。該当者は、同社の全契約者の約5%にあたるという。また、6(S)の割引率も拡大する。具体的には、自家用乗用車で6(S)最大39%、7(S)最大25%とする。

このほか、スマートフォンアプリ「ポータブルスマイリングロード(PSR)」で「安全運転スキルが高い」と判断した契約者は、さらに最大20%割り引く。大手の安心感を打ち出しつつ、低価格をPRするダイレクト系損保に対抗するほか、7(S)等級を新たに割り引くことで、“1人1台”の傾向が強い地方在住の若年層を取り込む。
次回の商品改定ではこのほか、保険料の本人限定割引を新設したり、レッカー車でけん引した場合、宿泊費や引取費用をカバーできるようにする見通し。

日刊自動車新聞8月21日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

損害保険ジャパン日本興和㈱

対象者 大学・専門学校,一般,自動車業界