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2018年8月13日

政府、オゾン層保護で政令を閣議決定

政府は7日、オゾン層保護のために新たに製造などの規制対象となるフロン類を定めた政令を閣議決定した。

規制対象となる代替フロンは18種類。自動車向けではカーエアコンの冷媒に使われる代替フロン「ハイドロフルオロカーボン(HFC)―134a」も対象となった。2019年1月1日に施行する予定で、製造と消費の限度量は9月にも経済産業大臣が告示する。

HFC―134aは二酸化炭素(CO2)の1430倍もの温室効果があるとされる。このため現在ではCO2と同レベルの「HFC―1234yf」へ代替が進んでいる。製造と消費の限度量は、温暖化係数をかけた18種類全体の「CO2トン」で定める。また、改正オゾン法と関係する政令や告示が施行された後は、各メーカーが製造計画を経産省に提示。経産省が上限の範囲内で生産量を内示する。

日刊自動車新聞8月10日掲載

開催日 2018年8月7日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

政府

対象者 自動車業界