2018年8月13日
再発防止へ省令改正 国交省が今秋、燃費・排出ガス測定値の保存など
国土交通省は9日、複数の自動車メーカーによる燃費・排出ガスの抜き取り検査に関わる不適切事案を踏まえ、今秋にも省令を改正すると発表した。
10日にパブリックコメントも発表する。自動車メーカーには完成検査の測定値などの記録保存をはじめ、記録の書き換えを出来なくする措置または書き換えた場合の事実が判明できる措置などを求める。
同日に同件の不適切事案を公表したスズキ、マツダ、ヤマハ発動機の3社に対しては、それぞれの報告内容を精査して必要となる場合には厳正に対処することも発表した。また、国交省の調査指示を受けて不適切な取り扱いがなかったと報告を行ったその他各社についても、報告内容を精査するとともに、その結果に応じて必要な措置を講じる。
海外生産メーカーとの関係などから調査報告の提出が遅れているアウディジャパン、フォルクスワーゲングループジャパン、ボルボ・カー・ジャパンのインポーター3社については、調査結果の報告を待って改めて公表する。
日刊自動車新聞8月10日掲載
開催日 | 2018年8月9日 |
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カテゴリー | 会議・審議会・委員会 |
主催者 | 国土交通省 |
対象者 | 自動車業界 |