「あつまれ小・中学生！みらいのプロフェッショナル！」の呼びかけに、待望の夏休みを迎えた子供たちが集まった。２４・２５日の２日間、パシフィコ横浜で開かれた「かながわ　しごと・技能体験フェスタ２０１８」（神奈川県職業能力開発協会主催）での様子。

ものづくりやしごと体験をしてもらうことを目的に開かれた催しには左官や調理師、着付け士、貴金属技能士といったさまざまな職業の組合団体が参加、将来それぞれの業界を担ってくれる人材に仕事の楽しさをアピールした。神奈川県自動車整備振興会では、自動車整備士体験プログラムを用意した。「タイヤ交換できるかな」のコーナーでは実際にタイヤの取り外し、取り付けを電動工具を駆使して行った。取り外したタイヤを持ち上げてみた小学生からは、「思っていたより重い」といった感想も聞かれるなど、体験することの大切さを学んだ様子もうかがわせた。

また、会場内ではさまざまな熟練技のデモンストレーションが行われた。なかでも技能五輪紹介コーナーでは、日産自動車の国際大会出場者が自動車板金、フライス盤といった分野の匠（たくみ）の技を披露していた。

日刊自動車新聞8月2日掲載