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2018年8月9日

自販連札幌、札幌の江場さんに盲導犬貸与

自販連札幌支部(中島好美支部長)は先月23日、公益信託自販連盲導犬育成基金による「盲導犬貸与式」を同支部役員会議室で行った。札幌在住の江場祐花さんにラブラドールレトリーバーのモア号(オス、3歳)を貸与した。

同基金の盲導犬貸与はこれまで188頭に上り、うち札幌支部の貸与は4頭目。貸与式で中島支部長は「パートナーのモア号と共に歩み、より充実した社会生活を過ごしていただきたい」と挨拶し、貸与証と盲導犬のリードを江場さんに手渡した。モア号は北海道盲導犬協会(伊藤信賢会長)が育てた盲導犬で「雪道の訓練もしっかり行った雪国仕様」(同会長)。

江場さんは「東京に住んでいた私が、結婚を機に夫の故郷である札幌に転居し、白杖1本で雪道なんて歩けないと不安で一杯だった。幸運にもモアと巡り会い、訓練で1年ほど一緒に暮らしてどこでも行けるようになった。それまで外出できないため家族をつくることに臆病になっていたが、モアのお陰で自信を持てた。今、妊娠3カ月です」と話し、出席した同支部理事らから祝福の拍手を受けた。

日刊自動車新聞8月1日掲載

開催日 2018年7月23日
カテゴリー 社会貢献
主催者

日本自動車販売店協会連合会(自販連)札幌支部

対象者 一般,自動車業界