2018年7月31日
日本自動車連盟、車内での熱中症による事故に注意喚起、エンジン停止後15分で危険に!
日本自動車連盟(JAF、矢代隆義会長)は全国的な猛暑を踏まえ、車内での熱中症による事故予防を呼びかけている。
JAFが実施した車内温度の検証テストによると、気温35℃の炎天下に駐車した車内の熱中症指数は、窓を閉め切った状態でエンジンを停止後、わずか15分で人体が危険なレベルに達する。日陰でも日なたに停めた車との温度差はわずか約7℃で、駐車場所にかかわらず、外気温が高い場合は注意が必要だ。
昨年8月の1カ月間で、JAFが出動した「キー閉じこみ」の救援のうち、子どもやペットが車内に残されたままだったケースは全国で170件(子ども167件、ペット3件)あった。緊急性が高いと判断し、ドアガラスを割るなどして救出したケースは11件。原因は「子どもが誤ってロックを操作した」が最も多く「鍵を所持していると思い込んで閉めてしまった」というものもあった。
日刊自動車新聞7月27日掲載
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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主催者 | 日本自動車連盟(JAF) |
対象者 | 大学・専門学校,一般,自動車業界 |