会員向けクルマ
biz

INFORMATIONクルマの情報館

自動車産業インフォメーション

2018年7月17日

奈良県が地方版図柄入りナンバープレート普及に力

奈良県は10月から交付の始まる「地方版図柄入りナンバープレート」の普及拡大に取り組む。

県庁で保有する約100台の公用車の大半を奈良県版の図柄ナンバーに変更する方針だ。県が率先して地方版図柄ナンバーを装着することで、鹿や五重塔など奈良の魅力を発信する。
地方版図柄ナンバーは、10月から全国41地域で導入される。近畿地区では奈良県のほか京都府と滋賀県が交付を開始する。奈良県の図柄ナンバーは鹿や五重塔と県内の豊かな自然をモチーフとしている。
地方版図柄ナンバーは地域の振興や魅力発信を目的とする。県は地方版図柄ナンバーを地域活性化に活用する考え。まずは公用車のナンバー掛け替えを通じて、県内での制度の認知度向上を狙う。今後は「県の広報誌などを通じて、県民に奈良県版図柄ナンバーの周知を図る」(奈良県道路環境課)方針だ。

県内の自動車関係団体も図柄ナンバーの普及拡大に協力する。奈良県自動車整備工業協同組合は、交付前の8月に奈良県タクシー協会が主催するイベントで地方版図柄ナンバーを展示する。交付前の図柄ナンバーを披露することで、話題喚起を図る。

日刊自動車新聞7月13日掲載

カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

奈良県

対象者 自動車業界