自動車産業インフォメーション

〈西日本豪雨〉メーカー各社、なお一部操業休止

2018年7月12日

平成30年7月豪雨の影響により操業を休止していた自動車メーカーでは、被災地の道路復旧状況や取引先部品企業の復旧作業などを踏まえながら、翌日の稼働可否を判断する状況がしばらく続きそうだ。

集中豪雨の被害が甚大な地域に工場を構えるマツダと三菱自動車では、交通網混乱や従業員の安全確保などを考慮し、11日も操業を休止した。

ダイハツ工業と子会社のダイハツ九州(大分県中津市)は全ての工場を10日から通常稼働した。12日の稼働については11日夜に判断して決定する。三菱ふそうトラック・バスは、9日午後と10日終日の操業を休止した川崎工場(川崎市中原区)を11、12日は通常稼働することを決めた。13日以降は「状況を踏まえながら調整中」(広報部)だ。

トヨタ自動車の子会社であるトヨタ自動車九州(福岡県宮若市)は10日、レクサス「CT」や「NX」を生産する宮田工場(同市)第1ラインで2直目の操業を休止した。「道路網の通行止めで完成車の運搬が滞ったため」(広報部)。11日は通常稼働した。

マツダは11日も本社工場(広島県府中町)と防府工場(山口県防府市)の操業を休止した。広島地区の間接部門では、10日から(家屋など)復旧に支障がなく通勤可能な従業員に限って出社し始めている。交通機関の不通などで出社が出来ない従業員に対しては在宅勤務も可能とした。早ければ12日からの操業再開を目指して調整を進めている。

三菱自も11日、「総合的に(状況を)勘案して」(広報部)水島製作所(岡山県倉敷市)の操業を休止した。12日以降の操業についても各種状況を踏まえながら検討する。

11日現在、トヨタ、日産自動車、スズキ、ホンダ、日野自動車、いすゞ自動車、UDトラックスでは生産への影響はなく、工場は通常稼働している。UDは取引先の部品企業の被災状況や物流網の状況などの情報を踏まえて「13日以降の操業について現在確認を進めている」(広報部)。

日刊自動車新聞7月12日掲載

開催日 2018年7月11日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

日刊自動車新聞社調査

対象者 自動車業界
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