長野県自動車整備振興会（和田晶宜会長）はこのほど、同会議室で「自動車整備士養成校（一種養成施設）へ感謝状の贈呈」を行った。整備士の普及と整備技術の向上など整備業界に大きく成果をもたらしているとし、県内５校に初めて感謝状を贈った。

振興会長が自動車整備士養成施設へ感謝状を贈るのは全国でも珍しいとされる。同会は今後の整備士不足の対策として国土交通省とも連携し、県内の高等学校を訪問するなど自動車整備士のＰＲ活動を強化しており、特に若者の整備士養成に尽力している養成校に改めて謝意を示した。
席上、挨拶した和田会長は「皆様方には従前より優秀な整備士を養成してもらい、当協会にたくさん送ってもらった。当会の事業に対しても施設の提携をはじめ多大な協力をしてもらっている。このような長年にわたる支援と協力に対して感謝の意を表し感謝状を贈呈したい」と述べた。

なお感謝状の贈呈校は次の通り。
▽長野県松本技術専門学校（松本市）▽長野県飯田技術専門学校（飯田市）▽長野県下伊那農業高等学校（同）▽黒木学園専門学校カレッジオブキャリア（長野市）▽未来学舎松本情報工科専門学校（松本市）

日刊自動車新聞7月6日掲載