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2018年7月5日

富山自販協、若手整備士が高校訪問 働きがい主題に懇談

富山県自動車販売店協会(富山自販協、黒澤敏会長)は12日、会員ディーラーの若手整備士らが県内高校を訪問し、整備士の仕事内容や社会的使命、働きがいなどをテーマに生徒と直接話し合う「高校生と自動車整備士の懇談会」を富山県立高岡工芸高等学校で開催した。

懇談会には整備士16人と、同校機械科・電子機械科の2年生約80人が参加。約1時間の座談会が開かれ、整備士の実際の業務をはじめ、仕事の魅力、自動車の構造などにも話題が及び、高校生との交流を深めた。

この高校生との懇談会は昨年、富山自販協・自動車整備士に関する特別委員会(品川祐一郎委員長)などの主導で初開催され、今年が2年目の実施。高岡工芸高校での座談会は整備士2人、生徒10人を1チームとする8班編成で行われ、今年は着座のディスカッションに加えて実車を活用した説明を採り入れるなど内容が一層充実した。さらに今年は開催高校も拡大し、7月3日に富山工業高校、同4日には魚津工業高校でも実施する。高岡工芸高校の懇談会ではトラックのエンジンルームや整備士本人の所有車なども披露され「RX―7」のリトラクタブルヘッドランプの開閉動作に喚声が上がる一幕もあった。

座談会終了後、参加した生徒からは「車がすごく工夫されたつくりであることが分かり、興味が強まった」「皆さんの車に対する愛情が伝わってきた。自分も好きなことを仕事にしたいと思った」「整備士の働きがいに触れるいい機会になった」などの感想が聞かれ、富山自販協の森岡富士夫専務理事が「好きなことを仕事にすれば間違いない。夢を持って将来に向かってください」と、励ましの言葉を贈った。

日刊自動車新聞6月29日掲載

開催日 2018年6月12日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

富山県自動車販売店協会

開催地 富山県立高岡工芸高等学校
対象者 中高生,自動車業界